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ルツ記 2章14~18節 [旧約聖書 ルツ記 ]

<ルツはこうして日が暮れるまで畑で落ち穂を拾い集めた。集めた穂を打って取れた大麦は一エファほどにもなった。(17節)>

食事の時、ボアズはルツに「こちらに来て、パンを少し食べなさい。一切れずつ酢に浸して。」と声をかけた。そして、農夫たちの側に腰を下ろしたルツに炒り麦をつかんで与えた。ボアズはルツだけでなく、ナオミにも配慮した。多く与えれば、その残りをルツが持って帰るだろうと思ったからだ。

ルツが再び落ち穂拾いを始めようとすると、ボアズは若者たちに「麦束の間でもあの娘に拾わせるがよい。止めてはならぬ。それだけではなく、刈り取った束から穂を抜いて落としておくのだ。あの娘がそれを拾うのを止めてはならぬ。」と命じた。

ボアズは彼女の尊厳に、女性としての尊厳に気を使っていた。わざと穂を拾い集めるように振り落としなさいとまで言っている。それならば、初めから彼女に穂を分け与えればいいのにと思うが、彼は彼女に恥をかかせないためそうしなかった。彼女の労働の対価として、持って帰るべきだと思ったからだ。

解説書は「ボアズの言動には非の打ちどころがありません。まさに、理想的な男性です。しかし、そうして感心するだけの話で終わらせたら、ルツ記にある神のメッセージの半分しか受け取れないことになるでしょう。」と説かれる。

日の暮れるまで働いたルツが集めた落ち穂は、それを打つと一エファ(23ℓ)にもなった。一日の収穫量としては大変な量であった。ナオミとの生活を賄うには過分な量であった。

「姑がルツに、『今日は一体どこで落ち穂を拾い集めたのですか。あなたに目をかけて下さった方に祝福がありますように』というと、ルツは誰のところで働いたかを姑に報告して言った。『今日働かせて下さった方は名をボアズといっておられました』

ナオミは嫁に言った。『どうか、生きている人にも死んだ人にも慈しみを惜しまれない主が、その人を祝福して下さるように。その人はわたしたちと縁続きの人です。わたしたちの家を絶やさないようにする責任のある人の一人です』(19~20節)」

ベツレヘムに飢饉が襲い、ナオミの夫エリメレクはやむを得ず、先祖からの土地を売ってモアブの地に移り住んだ。それで、帰郷したもののナオミには土地がなかった。

しかし、イスラエルの律法は、貧しいからという理由で土地を失うことが決してあってはならないという意思から、兄弟が万一土地を売ってしまったら、近親者がそれを買い戻さなければならないと定められた「買い戻しの権利」があった。(レビ記25章)

無一物の二人でしたが、「潔くこの世の宝を捨てる時、思いがけず、この世の宝にも恵まれる、ということが事実起こるのです。」と三輪牧師は結ばれている。

日曜日はお近くの教会で礼拝を http://komatsu.church/index2.htmlどなたでもどうぞお越しください。お待ちしています。


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