So-net無料ブログ作成
検索選択

ルツ記 4章1~3節 [旧約聖書 ルツ記 ]

<ボアズが町の門のところに上って行って座ると、折よく、ボアズが話していた当の親戚の人が通り過ぎようとした。(1節)>

「ボアズは町に戻ると、ほとんど間髪を入れずに、行動を開始しました。ナオミの真意は確認されました。ルツの人となりに関しては、十分観察済みで、これには文句の付けようがありません。彼自身の腹は既に定まっているのです。」と三輪牧師は書き出される。

ボアズが上って行って座った「門」、旧約聖書の中で「門」が出てくると、それはそこの役所だと考えるようにと教わった。その時代の城壁の入り口の門にはいくつもの部屋があったことを今でも遺跡で確認できるらしい。

そこは行政手続きの場であった。そのためにボアズは、買い戻しの権威を持つ親戚と話をするにあたって、町の長老のうち10人を選びここでのこのやり取りを公的な手続きとした。

ボアズは買い戻しの権利を持つ親戚の人に、「ナオミが、わたしたちの一族エリメレクの所有する畑地を手放そうとしています。…もし、あなたに責任を果たすおつもりがあるのでしたら、この裁きの座にいる人々と民の長老たちの前で買い取って下さい。…」

親戚の人は「それでは、わたしがその責任を果たしましょう。」と答えた。彼の言葉にモアブは「あなたがナオミの手から畑地を買い取る時には、亡くなった息子の妻であるモアブの婦人ルツも引取らなければなりません。故人の名をその嗣業の土地に再興するためです。」と言った。

「親戚の人は『モアブの婦人』という言葉に、強い拒否反応を起こしたのでしょう。口には出しませんが、それは確かです。ボアズもそれを見越して、あえて『モアブの婦人』と言ったのでしょう。ボアズの作戦勝ちです。」と三輪牧師は説かれる。

「すると、親戚の人は言った。『そこまで責任を負うことは、わたしにはできかねます。それではわたしの嗣業を損なうことになります。親族としてわたしが果たすべき責任をあなたが果たしてくださいませんか。』(6節)」

彼は、贖いの責任を放棄し、それをボアズに譲渡したしるしとして、当時の習慣に従い、履いていた靴を脱ぎ、これをボアズに手渡した。

ボアズはそこで、長老とすべての民に、自分がエリメレク家の家産を贖う筆頭者になったことを宣言し、それと同時に「また、わたしはマフロンの妻であったモアブの婦人ルツも引取って妻とします」と言い放った。

ナオミとボアズの、賢明な判断とスピード感のある行動。「何事にも時があり、生まれる時、死ぬとき、・・・求める時、失う時、保つ時、放つとき、・・・黙する時、語る時・・・(コヘレトの言葉3章)」時を外しては、成るものも成らず、喜ばしいものも喜ばしいものとはならないと三輪牧師は説かれている。

せっかちな性格でたえず自分に拙速を戒め熟考を求めなければならない。「神の御心に任せなさい」との注意も受ける。しかし、時にはスピードがあってもいいらしい。

日曜日はお近くの教会で礼拝を http://komatsu.church/index2.htmlどなたでもどうぞお越しください。お待ちしています。


共通テーマ: